【男子】高松宮記念杯第66回全日本学生ハンドボール選手権大会 2回戦

昨日行われました全日本学生ハンドボール選手権2回戦対関西大学の試合結果です。

早稲田大学 33(10-14、23-10)24 関西大学

11/5(日)15:00 函館大学附属有斗高等学校体育館

以上の通り、勝利しました。応援ありがとうございました。

広報編集日記(最終回):  第二節 〜脱体育会思想は体育会を変えられるか〜

 なぜ脱体育会化すべきなのか。なぜ中高の部活動で、あるいは大学でもそういったチームが増えてきているのか。それは帝京大学ラグビー部や青山学院大学陸上競技部などのように脱体育会組織が結果を出した例が多くあるからだ。それが他大学へと波及し日本全体の競技レベルが向上していった例もある。ラグビー日本代表が南アフリカ代表に勝利し、国内リーグで世界のトップ選手たちがプレーしているなんて10年前は誰も想像していなかった。気づけば箱根駅伝では毎年のように区間新記録が出ている。インカレ女子の絶対的王者である大阪体育大学女子ハンドボール部でも楠本繁生現日本代表監督が就任した13年前に真っ先に手をつけたのは、部の仕事や掃除は全員でするという組織改革からだったそうだ。これらの競技力の向上とチームの脱体育会化に明確な因果関係は説明できない。説明できるとしても、それは演繹的なロジックである。ただ、競技力が向上した成功例からその要因として考えられる環境変化の中で、何よりも圧倒的に簡単で我々学生が容易に真似できるこの程の改革をなぜしないのか。いや、普通はする。だから賢い世間は段々そうなってきている。ハンドボールの技術的な部分だけ頑張っていても強くはならないという真理が、実は何年も我々の前に立ちはだかっていることに僕らは気づいているだろうか。

 脱体育会思想が浸透すると、何よりその競技だけでなく組織運営や人材育成において常に頭を使う癖がつく。これは社会を生き抜く上で一番必要なことだと、何かの文献で読んだことがある。先輩から言われたことをただ黙ってやるだけの環境は、後輩の思考を放棄させてしまうし、先輩も何でもキツく言えば後輩がそれに従うのをいいことにハラスメントやコンプライアンス違反が連発する。後輩への気遣いや伝え方といったこれからの社会で必要なコミュニケーション力の向上は見込めるはずがない。このように究極的に打ち込んだものを持っているにも関わらず、結局競技力だけが向上していざ社会人となったときに価値を発揮できない、あるいは価値がないと判断されている人材はわんさかいて、最近では体育会学生の就職も一昔前に比べたら全く奮っていないように感じる。事実、絶賛就職活動中の私が尽くそう感じている。面接の時に「体育会」と発言しただけで怪訝そうな顔をされたこともある。最近では体育会絡みの不祥事が多いこともあって、脳筋気質な体育会学生の評価は肌感として良くないのは致し方ないことである。→第三節へ続く