カテゴリー: 試合結果

[:ja]【男子】全日本学生選手権総括[:]

[:ja]11月14日に全日本学生選手権の全日程を終えました。

 

早稲田大学は準決勝で大阪体育大学に敗れ、3位という結果で幕を閉じました。

目標であった『日本一』には届きませんでしたが、秋季リーグで大敗を喫した筑波大に延長戦の末勝利するなど、随所で今年の『早稲田らしさ』を見せることができました。本当に応援ありがとうございました。

優勝:大阪体育大学(関西) 準優勝:福岡大学(九州) 3位:早稲田大学(関東) 中部大学(東海)

詳細結果はこちら(外部)

 

また、早稲田からは伊舎堂博武副将(社学4年、沖縄・興南高)が優秀選手賞、山﨑純平主将(社学4年、岩手・不来方高)が特別賞を受賞しました。

 

11月25日(日)に行われる早慶ハンドボール定期戦をもちまして、4年生は引退となります。是非会場を足をお運びいただき、最後の雄姿をご覧いただきたいと思います。

早慶戦の詳細はこちら

応援よろしくお願いします。

三年 佐藤慎太郎

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[:ja]【男子】全日本学生選手権準決勝 大阪体育大戦[:]

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本日行われました全日本学生選手権準決勝・大阪体育大戦の試合結果です。

早稲田大学 28(16-16、12-16)32 大阪体育大学

11/13(火)13:30 丸善インテックアリーナ大阪

以上の通り敗戦いたしました。

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【戦評】

前日の激戦から一夜明け、決勝進出をかけて地元・大阪体育大との準決勝に臨んだ。山﨑純平主将(社学4年、岩手・不来方高)のステップシュートで先制点を挙げると、そこから山﨑が5本連続でステップ、カットイン、ロングシュートを決め、早稲田に流れを呼び寄せた。小畠夕輝(スポ科4年、岡山・総社高)、伊舎堂博武(社学4年、沖縄・興南高)、四十宮実成(政経4年、徳島市立高)と前半中盤すぎまで早稲田がペースを握り、次々とシュートを決めて前半23分で16-11とリードを奪う。しかし、大体大がディフェンスシステムを1-2-3に変更したところから一気にペースダウン。前半23分以降得点できず、相手の逆速攻と強烈なロングシュートでみるみるうちに差が縮まり、同点に追い付かれて前半が終わった。

前半気迫のシュートを決め続けた山﨑

そして後半、先に失点したのは早稲田だった。前半終盤の勢いのまま逆転を許してしまい、2点差、3点差と点差を広げられてしまう。その悪い流れの中で小畠が退場するなど、オフェンスで反撃の時間帯をつくれない。それでも、後半にこの試合初めて三輪颯馬副将(スポ科4年、愛知高)に得点が生まれ、三輪に代わって入った前田理玖(スポ科2年、福井・高志高)もシュートを決めるなどなんとか3点差のまま食らい付く。そして後半18分、ついに粘りに粘って伊舎堂のシュートで1点差まで詰め寄った。しかし、ここから前日のような粘りは見られなかった。相手のロングシュート、サイドシュートをなかなか止められず、GK羽諸大雅(スポ科3年、千葉・市川高)も好セーブを連発したものの、同点に追い付くどころか再び点差を離されて万事休す。日本一への挑戦権を得ることができず、3位で全日本学生選手権を終えた。

日本一の夢は叶わなかった

これにて全日本学生選手権は終了しました。

応援ありがとうございました。

三年 佐藤慎太郎

NO. 選手名 前半 後半 合計
2 山﨑純平 5 3 8
3 伊舎堂博武 3 3 6
4 小畠夕輝 4 2 6
5 高橋拓也 2 0 2
6 宗海皓己 0 0 0
7 阿南遼星 0 0 0
8 前田理玖 0 1 1
9 四十宮実成 1 1 2
14 青沼健太 0 0 0
17 清原秀介 1 0 1
18 三輪颯馬 0 2 2
19 遠藤瞭 0 0 0
21 福田友貴 0 0 0
22 宮國義志 0 0 0
合計 16 12 28

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[:ja]【男子】全日本学生選手権3回戦 筑波大戦[:]

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本日行われました全日本学生選手権3回戦・筑波大戦の試合結果です。

早稲田大学 33(10-15、19-14、2-0、2-2)31 筑波大学

11/12(月)13:30 丸善インテックアリーナ大阪

以上の通り勝利いたしました。

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【戦評】

男子で唯一ノーシードからベスト8に勝ち上がった早稲田。春季リーグで接戦を制し、秋季リーグでは大敗を喫した筑波大と、今年度の決着をつけるべく試合は始まった。しかし、筑波大の高く堅いディフェンスの前に攻め手を欠き、ミスを連発。その間に逆速攻を連続で食らうなど1-6と劣勢に回る。山﨑純平主将(社学4年、岩手・不来方高)のポストシュート、伊舎堂博武副将(社学3年、沖縄・興南高)のアウトカットインでなんとか得点を奪うが、筑波大の逆速攻とセットオフェンスをなかなか止めることができずに時間が経過していく。中盤からはシュートまでは到達するものの、シュートが相手GKに阻まれてなかなか連続得点を奪うことができない。最大7点ものビハインドを背負ったが、そこから前半終了までになんとか連続得点で点差を5点に縮めて前半を終えた。

一試合を通して安定してシュートを決めた伊舎堂

逆襲のきっかけをつかみたい早稲田は、福田友貴(スポ科1年、神奈川・法政二高)をトップに置く1-5DFに隊形を変更。これが功を奏し、リズムを徐々につかんでいく。すると後半4分、相手が一人退場している時間に伊舎堂が果敢にカットインを狙い激しく倒される。このプレーで相手の3枚目DFにレッドカードが与えられ、ディフェンスの要を一枚失った。伊舎堂もかなり痛そうな表情を見せ一時はコートの外に退いたが、すぐにコートに復帰。オフェンスでのミスは格段に減り、小畠夕輝(スポ科4年、岡山・総社高)、伊舎堂のシュートで確実に得点は増やしていくが、その分取り返されるというシーソーゲームとなる。後半中盤までは3、4点差を揺れ動く展開が続いたが、終盤になると相手にミスが少しずつ増え始める。その間早稲田が大応援団の声援を背に、小畠、三輪颯馬副将(スポ科4年、愛知高)がシュートを決めていき、差をどんどん縮めていく。そしてセンター山﨑に代わって青沼健太(社学1年、千葉・昭和学院高)が起用されると、その青沼がディフェンスの間からステップシュートを叩き込み2点差。福田・青沼と1年生2人が期待に応えると、その流れに4年生が乗っていく。小畠のロングシュート、三輪の速攻は止められない状態となる。そして残り1分、とうとう三輪の速攻で29-29の同点に追い付き、ベンチ、コート、応援席は最高の盛り上がりを見せる。なんとか次のオフェンスを防ぎきり、劣勢の前半からなんとか延長戦に持ち込んだ。

福田(写真左)、青沼の1年生2人が流れを変えた

後半は完全に早稲田の流れとなって迎えた延長前半、この日無得点だった高橋拓也(人科4年、群馬・富岡高)が執念で7mスローを獲得。緊迫した場面での7mスローで、伊舎堂が回転シュートを決め、ついに勝ち越した。完全に早稲田ムードとなった会場で、早稲田が持ち味の堅守を存分に発揮。三輪も速攻で得点を挙げ、無失点、2得点と最高のかたちで延長前半が終了した。

運命の延長後半で最初に得点を奪ったのも早稲田だった。後半から爆発している小畠がアウトカットインを決め、3点差。しかし次のプレーで相手に7mスローを献上してしまう。そんな中、チームを救ったのはGK永田奈音(スポ科4年、宮崎・小林秀峰高)だ。決められれば残り4分で2点差とまだ逆転される可能性も残る状況で、7mスローをビッグセーブ、会場のボルテージは最高潮に。その後2失点したが、宮國義志(社学3年、沖縄・浦添高)のカットインで勝負を決めた。GK羽諸大雅(スポ科3年、千葉・市川高)も枝に当たってタイミングがずれたシュートを阻止したり、最後のサイドシュートを止めたりと要所でのセービングが光った。チーム全員で戦い、執念の逆転勝利で秋のリベンジを果たした早稲田。準決勝は地元・大阪体育大学と決勝進出をかけて戦う。

秋のリベンジだ!

準決勝は明日11月13日(火)13時30分より、大阪・丸善インテックアリーナにて大阪体育大学との対戦です。

応援よろしくお願いします。

三年 佐藤慎太郎

NO. 選手名 前半 後半 延長前半 延長後半 合計
2 山﨑純平 2 0 0 0 2
3 伊舎堂博武 4 4 1 0 9
4 小畠夕輝 1 8 0 1 10
5 高橋拓也 0 0 0 0 0
6 宗海皓己 0 0 0 0 0
8 前田理玖 0 0 0 0 0
9 四十宮実成 0 0 0 0 0
10 山本慶 0 0 0 0 0
14 青沼健太 0 1 0 0 1
17 清原秀介 0 1 0 0 1
18 三輪颯馬 3 5 1 0 9
19 遠藤瞭 0 0 0 0 0
21 福田友貴 0 0 0 0 0
22 宮國義志 0 0 0 1 1
合計 10 19 2 2 33
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