歴史

 

 

【略史】

早稲田大学ハンドボール部は遡ること80年余り、日本ハンドボール協会の設立と同年にあたる1938年に創設されました。当時、「早慶がやらねば何事も成長しないから、早稲田大学に送球部を設立して欲しい」との慶應義塾大学からの要望をうけ、いわば大学ハンドボール界の草分け的存在として誕生しました。その後も、11人制から7人制一本化への転換期には早慶明室内定期戦を開催し、いち早く7人制の定期戦を組むなど日本の学生ハンドボール界を牽引する存在であり続けました。1974年の第17回大会で念願の全日本学生選手権での優勝を飾り、その後2013年の3冠(関東学生春季リーグ戦、同秋季リーグ戦、全日本学生選手権)を含め4度の学生日本一に輝いています。また、1941年の初優勝以来、関東学生リーグでの優勝回数は実に30回を数えます。

 

1938  日本ハンドボール協会設立

1938    早稲田大学ハンドボール部創部

1941  東京大学学生リーグ(現関東学生リーグ)初優勝

1942  大学から正式の部として承認される

1943  第2次世界大戦の影響により公式競技の休止

1946  第2次世界大戦の終焉により関東学生リーグ再開

1946    第一回早関定期戦開催

1953  第一回早慶定期戦

1961  第一回早慶明定期戦開催

1963  7人制へ完全移行

1972  ミュンヘンオリンピックで正式種目として26年ぶりに採用※

1973  20年振りの関東学生リーグ優勝

1974  全日本学生選手権初優勝

1976  モントリオールオリンピックで女子競技採用

日本は男子・女子共に参加

1980  全日本学生選手権優勝

1988  創部50周年記念事業

1988    全日本学生選手権優勝

1994  東伏見スポーツアリーナ・紺碧寮完成

2004    女子部発足

2013  3冠達成(春・秋リーグ優勝、全日本学生選手権優勝)

    創部75周年記念事業

 

※1940年に開催予定だった東京大会は戦雲が怪しくなったため、開催を返上した。日本代表チームには早稲田大学の選手が2名選出されていたとの記録がある。

1964年の東京大会では、メダル獲得に近かった柔道と女子バレーボールが初めてオリンピック競技に採用され、かつ競技種目数が20競技に限られたため、ハンドボール採用は実現されなかった。