本日行われました秋季リーグ最終戦・桐蔭横浜大戦の試合結果です。
早稲田大学 20(8-14、12-11)25 桐蔭横浜大学
9/29(日)12:20 国士舘大学多摩キャンパス
以上の通り敗戦いたしました。
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【戦評】
秋季リーグ最終戦はこれまで全敗の桐蔭横浜大学との対戦。最終戦を勝利で締めくくりたい早稲田だったが、開始早々に阿部美幸(スポ2 東京・佼成学園女高)が2分間の退場となり苦しい展開に。ここは大沢アビ直美(スポ4 東京・佼成学園女高)が好セーブをみせなんとかペナルティスローを凌ぐものの、完全に出鼻をくじかれた早稲田はこの後も精細を欠くプレーが随所にみられるようになる。普段は安定感のあるセットディフェンスも機能しきらず、桐蔭横浜オフェンスのポストシュートやミドルシュートが次々にゴールに吸い込まれ、想定とは異なる展開に次第に焦りが見え始める。前半15分に5-8と3点差がつくと、そこから秋季リーグでは乗り越えた課題かと思われたオフェンスでのパスミスが止まらず、逆速攻で連続失点。前半19分に6-11と5点差をつけられてしまう。一方早稲田オフェンスはシュートまで持ち込むものの桐蔭横浜のキーパーに阻まれいつものように得点を積み重ねることができない。終盤、岡崎麗(教3 埼玉・浦和実業高)がカットインで得点し8-12とするが、終了間際に2連続失点し8-14と6点ビハインドで前半を終える。
ペナルティスローを止めた大沢(写真中央)
重苦しい空気のまま始まった後半、紅林詩乃(スポ2 東京・佼成学園女高)が速攻からカットインで先制するものの、そこからまさかの3連続失点で後半7分に9-17と8点差をつけられてしまう。この絶望的な場面で反撃の狼煙をあげたのはエースの吉田瑞萌(スポ3 東京・佼成学園女高)。タイムアウト明けからカットインと速攻でわずか2分の間に3連続得点で12-17と5点差まで詰め寄り早稲田ベンチからは大きな歓声が沸き上がる。後半12分に13-19と再び6点の差をつけられるが、ここで杉山瑞樹主将(社4 神奈川・横浜創英高)のランニングシュートと衣川紗菜(スポ3 愛知・旭丘高)の速攻などで一気に16-19と3点差まで追い上げた。大逆転のシナリオが見えかけた後半20分、この場面で得たペナルティスローが桐蔭横浜の好セーブに阻まれると転げ落ちるように主導権は桐蔭横浜に。桐蔭横浜の得意な攻撃を止めることができずポストとミドルから次々とシュートが放たれ4連続失点。一気に勝ちが遠ざかってしまった。終盤、桐林香奈(商2 静岡・清水東高)や柳谷麻子(スポ1 神奈川・川和高)など若手選手の投入で打開を図るもそれは実らず。取れたはずの白星を逃し、勝てた相手に対し5点差の敗北となった。
公式戦初出場の柳谷
これにて秋季リーグが閉幕となります。
応援ありがとうございました。
三年 大瀧真生子
【個人得点表】
背番号 | 氏名 | 前半 | 後半 | 合計 | 総得点 |
1 | 大沢アビ直美(GK) | ||||
2 | 杉山瑞樹 | 0 | 1 | 1 | 14 |
3 | 垣内美春 | 0 | 0 | 0 | 2 |
4 | 岡崎麗 | 1 | 0 | 1 | 3 |
5 | 衣川紗菜 | 0 | 2 | 2 | 3 |
6 | 山本彩椰 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | 吉田瑞萌 | 2 | 6 | 8 | 41 |
8 | 山根萌 | 0 | 0 | 0 | 1 |
9 | 0 | ||||
10 | 0 | ||||
11 | 衣川直緒 | 1 | 1 | 2 | 22 |
12 | 北村早紀(GK) | 0 | |||
13 | 紅林詩乃 | 2 | 1 | 3 | 20 |
14 | 桐林香奈 | 0 | 0 | 0 | 0 |
15 | 阿部美幸 | 1 | 1 | 2 | 23 |
16 | 三浦千夏(GK) | 0 | |||
17 | 江連織圭(GK) | 0 | |||
18 | 佐藤優花 | 1 | 0 | 1 | 15 |
19 | 柳谷麻子 | 0 | 0 | 0 | 0 |