本日行われました秋季リーグ第1戦・日本体育大戦の試合結果です。
早稲田大学 18(8-12、10-10)22 日本体育大学
9/1(日)11:00 桐蔭横浜大学体育館
以上の通り敗戦いたしました。
この試合の写真はこちら
【戦評】
怪我人無しのフルメンバーで迎えた秋季リーグ初戦。対するのは、目標となる上位リーグ進出(リーグ4位以上)を実現させるためには必ず倒さなければならない日本体育大学(以下、日体)。実力は拮抗しているため、序盤から互いに我慢の戦いとなる。前半4分、日体の1点目でようやく試合が動き出し、早稲田も阿部美幸(スポ2 東京・佼成学園女高)のミドルシュートでオフェンスのエンジンをかける。しかし、日体の高めのディフェンスに苦しめられ、セットオフェンスからシュートを打ちきれない場面が続く。中盤、今リーグ期待の新人、佐藤優花(スポ1 東京・佼成学園女高)が途中出場し鮮やかなセットオフェンスを決めるものの、その勢いは続かず。互いに主導権を譲らないまま終盤へともつれこむと、それまで阻止できていた日体の得意の速攻が次第に牙をむき始める。前半20分まで7-7と同点にしていたが、8点目を日体が速攻で奪うと、そこから早稲田は流れを崩され5失点。その間、早稲田オフェンスは変わらず日体のディフェンスに阻まれわずか1得点。主導権を握れないまま8-12で前半を終える。
頼りになったのはやはり吉田
追いつきたい後半、序盤から吉田瑞萌(スポ3 東京・佼成学園女高)がエースの意地を見せカットインやミドルシュートで二連続得点とチームを勢いづける。後半3分で10-12とし、ここからさらに追い上げるかとみられたが、ここでチームのキーマンである紅林詩乃(スポ2 東京・佼成学園女高)がまさかの負傷退場。出鼻をくじかれた早稲田はこれをきっかけに精細を欠き、日体に続けざまにパスカットされると逆速攻という展開を繰り返す。そして後半14分には11-19と絶望的な状況に追い込まれた。しかしここで頼りになったのはやはりエースの吉田。後半15分にカットインでシュートをねじ込むと、そこからそれに鼓舞されたように、逆エースの阿部美幸(スポ2 東京・佼成学園女高)や杉山瑞樹主将(社4 神奈川・横浜創英高)も次々とシュートを決め、なんとか食らいつく。日体のディフェンスミスにも助けられ追い上げるものの、時すでに遅し。一時は8点差とされたビハインドを4点まで取り戻したものの、18-22で初戦を終えた。早稲田はどうしても勝ちたかった1戦を落とすという結果となってしまった。
ルーキーの佐藤は才能を存分に発揮した
次戦は9月7日(土)12:20から日本女子体育大学にて東海大学と対戦します。
応援よろしくお願いします。
三年 大瀧真生子
【個人得点表】
背番号 | 氏名 | 前半 | 後半 | 合計 | 総得点 |
1 | 大沢アビ直美(GK) | ||||
2 | 杉山瑞樹 | 1 | 2 | 3 | 3 |
3 | 垣内美春 | 0 | 1 | 1 | 1 |
4 | 岡崎麗 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | 衣川紗菜 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6 | 山本彩椰 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | 吉田瑞萌 | 4 | 4 | 8 | 8 |
8 | 山根萌 | 0 | 1 | 1 | 1 |
9 | 0 | ||||
10 | 0 | ||||
11 | 衣川直緒 | 0 | 0 | 0 | 0 |
12 | 北村早紀(GK) | 0 | |||
13 | 紅林詩乃 | 0 | 1 | 1 | 1 |
14 | 桐林香奈 | 0 | 0 | 0 | 0 |
15 | 阿部美幸 | 2 | 1 | 3 | 3 |
16 | 三浦千夏(GK) | 0 | |||
17 | 江連織圭(GK) | 0 | |||
18 | 佐藤優花 | 1 | 0 | 1 | 1 |
19 | 柳谷麻子 | 0 | 0 | 0 | 0 |