本日行われました春季リーグ第7戦・日本体育大戦の試合結果です。
早稲田大学 18(10-13、8-9)22 日本体育大学
5/5(日)12:20 日本女子体育大学
以上の通り敗戦いたしました。
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【戦評】
早稲田は来週からの二次リーグで上位リーグに行くために、今日は絶対に負けられなかった。しかし昨日の戦いで、エース吉田瑞萌(スポ3 東京・佼成学園女高)が負傷し攻守の軸を失った早稲田。セットディフェンスはかろうじて機能するものの、序盤から日本体育大学(以下、日体)の十八番である速攻に翻弄され早々と二点を失う。0-2でむかえた前半7分、その重苦しい雰囲気を吹き飛ばしたのは衣川紗菜(スポ3 愛知・旭丘高)だった。速攻から鮮やかなゴールを決めるとその後も衣川(紗)がポストプレーなどから連続で得点し4-3と逆転に成功する。ここで流れをつかんだかに思われたがその直後、前半12分から相手選手の強烈なミドルシュートが三連続で自陣ゴールに突き刺さり、4-6と再び突き放されてしまう。完全にチャンスを逃した早稲田は、ここ数試合沈黙していた岡崎麗(教3 埼玉・浦和実業高)がステップシュートで応戦するもじわじわと点差を離されていく。大沢アビ直美(スポ4 東京・佼成学園女高)の好セーブも飛び出し、なんとか食らいついて10-13で前半を終える。
序盤で流れを変えた衣川(紗)
あと一押しが欲しい後半、前半終了直前に得た数的有利を生かし、途中出場の山根萌(スポ3 千葉・昭和学院高)が鮮やかな先制ゴールを決める。これで2点差とし反撃開始かと思われたが、日体のスピード感のある攻撃に翻弄され、いつもは安定感のあるセットディフェンスに綻びが見え始めた。守備の穴を突かれポストプレーで失点すると、中盤は相手の十八番である速攻が止められず。一方早稲田は速攻のチャンスを何度も得るもののシュートまでつながらない。セットオフェンスも吉田の抜けた穴は大きく、パスがつながらないまま相手にボールを奪われそのまま逆速攻で失点する展開に。終盤、衣川直緒(社3 愛知・星城高)の鋭いシュートなどで四連続得点と、なんとか点差を詰めるものの最後まで詰め切れず。18-22でタイムアップ。エースを失った穴を埋められず、試合後、選手の瞳からは悔し涙が零れ落ちた。
後半2得点をあげた山根(写真中央)
次戦は二次リーグ初戦、5月11日(土)桐蔭横浜大学で日本女子体育大学との対戦です。
応援よろしくお願いします。
三年 大瀧真生子
【個人得点表】
背番号 | 氏名 | 前半 | 後半 | 合計 | 総得点 |
1 | 大沢アビ直美(GK) | ||||
2 | 杉山瑞樹 | 2 | 0 | 2 | 19 |
3 | 垣内美春 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4 | 岡崎麗 | 3 | 2 | 5 | 14 |
5 | 衣川紗菜 | 3 | 0 | 3 | 7 |
6 | 山本彩椰 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | 吉田瑞萌 | 0 | 0 | 0 | 41 |
8 | 山根萌 | 0 | 2 | 2 | 2 |
9 | |||||
10 | |||||
11 | 衣川直緒 | 0 | 2 | 2 | 15 |
12 | 北村早紀(GK) | ||||
13 | 紅林詩乃 | 0 | 1 | 1 | 19 |
14 | 桐林香奈 | 0 | 0 | 0 | 0 |
15 | 阿部美幸 | 2 | 1 | 3 | 24 |
16 | 三浦千夏(GK) | ||||
17 | 江連織圭(GK) |