田井健志
私は早稲田大学スポーツ科学部にスポーツ自己推薦入学試験を用いて入学しました。自己推薦入学試験では、高校時代の競技歴をアピールすることができるので、部活動を頑張っている高校生すべてにチャンスがあります。しかし、ただ部活動を頑張るだけでは合格することはできません。入学試験で行われる小論文では、書く時のポイントを抑えたり、小論文を時間内で書くことに慣れたりしなければいけません。私自身の話をしますと、高校3年生になってから、小論文の勉強を始め、国語科の先生につきっきりになって教えてもらいました。もちろん部活動の練習もあるため、両立することは大変でしたが、休み時間や帰宅してからの時間を用いてなんとか両立することが可能でした。
面接では、どんなに装っても普段の自分が面接官にはわかってしまうので、私生活から自分を律して生活することを心掛けました。といっても、そんなに難しいことではなく、授業をちゃんと聞いたり、定期テストはしっかり勉強をして高得点を取ったり、普段の生活から当たり前のことを当たり前にできるようにすることが重要であると考えます。
最後に、自己推薦入学試験を受けるにあたって、早稲田大学に入学したいという強い気持ちを持ち続けることがなにより重要であると感じました。私は昔から、インカレやYouTubeにあげられているモチベーションビデオを見て、臙脂のユニフォームを着て試合に出ている先輩方の姿に憧れていました。あのユニフォームを着て試合に出たい。その気持ちを持ち続け、高校での練習や、小論文・面接練習に取り組んできた結果、早稲田大学に入学することができ、憧れのユニフォームをまとって試合に出ることができています。
早稲田大学でハンドボールをしたいと思っている高校生の皆さん。聞きたいことやわからないことがあれば遠慮せず、InstagramやTwitterのDMで聞いてください。
共に臙脂を背負い、日本一を目指して戦う仲間を待っています。